今年の中秋節旅行、コストパフォーマンスは最高

今年の中秋節3連休（9月6-8日）は例年より早いため、10月1日からの国慶節連休とつなげて大型連休にするのが難しい。業界関係者によると、今年の中秋節の観光市場は近年で最も落ち着いているという。旅行情報サイト・青芒果旅行網のデータによると、中秋節連休中、国内の主要観光地のホテルではいずれも宿泊料金の値上げが見られず、旅行サイト・淘宝旅行のデータでも、広州発の国内各都市行き航空券は価格の変化があまりなく、コストパフォーマンスが高くなっている。信息時報が伝えた。

▽ホテル―予約数は夏休みよりも大幅減

青芒果旅行網のデータによると、中秋節連休中のホテル予約数は、夏休み期間と比べて大幅に減少している。価格面でも、厦門（アモイ）、香港、三亜、雲南、成都、桂林など人気の国内観光地のホテル料金はいずれも値上げされておらず、一部では値下げも見られる。青芒果旅行網の高戈CEOは、「中秋節連休のホテル予約数は例年と比べて少ない。ほとんどの人は国慶節の連休に旅行を計画しているため、中秋節の旅行はコストパフォーマンスが高くなっている」と指摘する。

▽航空券―連休前日の9月5日のみ値上げ

淘宝旅行のデータによると、中秋節は3連休と短いため、遠出する人が少ないようだ。広州から国内の各都市（北京、上海、成都、西安、昆明など）へ向かう航空券は、通常時と比べても価格があまり変わらず、ほとんどが5割引となっている。ただし、連休開始前日の9月5日だけは20％ほど値上がりしている。

淘宝旅行の航空券担当者は、「ただし例外もある、アモイ、長沙、三亜、海口などは、広州からの短期旅行に適しており、中秋節中の価格も40％以上値上がりしている。しかし、それも9月5日のみで、前後に1日日程をずらすだけで旅行代が大きく節約できる」と語る。（編集SN）

「人民網日本語版」2014年9月4日