外資導入額が0.9％増　2月

商務部（商務省）の沈丹陽報道官は17日、今年2月の実行ベース外資導入額は526億6千万元（1元は約19.5円）に達して、前年同月比0.9％増加したことを明らかにした。新華社が伝えた。

同部がまとめたデータによると、2月に全国で新規設立された外資系企業は1565社で同49.7％増加し、契約ベース外資導入額は1107億3千万元で同69.4％増加した。1～2月の外資系企業新規設立数は3831社で同38.6％増加し、実行ベース外資導入額は1381億9千万元で同17％増加した。

沈報道官は、「1月から2月にかけて、米国、日本、東南アジア諸国連合（ASEAN）、シンガポールの対中投資額が、米国は同31.8％、日本は同15.9％、ASEANは同30.7％、それぞれ減少した。フランス、ドイツ、サウジアラビア、香港の実行ベースの投資額の伸びが目立ち、フランスは366.7％、ドイツは59％、サウジは873.8％、香港は27％、それぞれ増加した」と紹介した。

2月に新規設立された企業で投資総額が1億ドル（1ドルは約120.5円）を超えた企業、および1回あたりの増資額が1億ドルを超えた企業は57社に上った。（編集KS）

「人民網日本語版」2015年3月19日