2015年6月3日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>科学技術

復旦大学など十数校、脳科学研究「中国脳計画」を推進へ

人民網日本語版 2015年03月20日13:08

脳科学研究は現在、上海市政府の重大科技プロジェクトにも指定されている。上海の復旦大学はこのほど、国内の大学十数校と共同で、中国の特色ある脳科学研究プロジェクト「中国脳計画」を推進していく考えを明らかにした。すでに、中国医学ロボット、囲碁4・5段レベルの「百度大脳」、人工知能技術など先進技術の研究開発が、大々的に進められている。労働報が伝えた。

脳の活動原理の解明を目標とする脳科学は、今世紀の最も重要な先進科学研究分野の一つだ。米国、EU、日本は2013−2014年に、相次いで大規模な脳研究計画をスタートさせた。

復旦大学は浙江大学、華中科技大学、同済大学など十数校および中国科学院研究所と共同で、「脳科学共同革新センター」を設置した。同センターは脳科学の研究と転化・応用を促進し、「中国脳計画」の実施を積極的に推進していく。

専門家によると、未来の脳科学の研究・応用の範囲は幅広い分野に跨がることになる。復旦大学の研究者は現在、視覚と聴覚を持ち、問診と手術が可能な中国医学ロボットの研究を進めている。また、囲碁4−5段のレベルを持つ、ロボットに搭載される「百度大脳」プロジェクトも、すでに開始された。人工知能技術は、現時点で2−3歳の児童の知能を実現している。計算コストの急激な低下、計算能力の急上昇により、この脳は20年後に人の脳よりも賢くなる可能性がある。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年3月20日

関連記事

コメント

最新コメント