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中国ネット店舗 ロシア通販市場の70%をカバー

人民網日本語版 2015年04月22日10:56

ロシア語のデジタル業界情報メディア「東西デジタルニュース」が21日に発表した最新の調査報告によると、2014年に中国のインターネット店舗がロシアの海外通販市場の70%をカバーしたという。「中国証券報」が伝えた。

この調査は同メディアとロシアの検索エンジン・ポータルサイトのヤンデックスが共同で行ったもの。同報告によると、ロシア通販市場の2014年の売上高は急増して50億ドル(1ドルは約119.7円)に達し、このうち中国企業の売上高が約35億ドルで70%を占めた。またロシアの消費者の同年の中国店舗における注文件数は5千万件に上り、前年比40%増加した。

同報告によれば、中国のネット店舗の中でロシア消費者が最も多く利用したのは、アリババ(阿里巴巴)の全球速売通(アリエクスプレス)で、以下、淘宝(タオバオ)、天猫、DX.com、当当などが並んだ。

決済方法では、クレジットカード、アリペイのモバイル決済サービス「支付宝銭包」(支付宝ウォレット)、ネットバンキング、現金による決済システム「ヤンデックスマネー」がよく利用された。ヤンデックスは14年に中国の大手・中堅ネット店舗約40社に決済サービスを提供。こうした背景の下で、14年末には中国系サイトが小売サービス産業の売上高全体に占める割合が3分の1を超えた。

現在、中国のネットプラットフォーム運営企業はロシア通販市場に積極的に進出している。少し前には、ヤンデックスマネーの決済システムが中国のオンライン決済プラットフォーム「綏易通」(トレードイーズ)と協力パートナーシップを結んだと発表。これにより、以前は中国へ行って買い物していたロシア消費者が、今ではロシアにいながらネットで商品を注文できるようになった。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年4月22日

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