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清代の石臼の下石が発見、外径は7.8メートル

人民網日本語版 2015年04月27日14:22

発掘現場

石臼は石や木材などで作る、穀物などを挽き皮を取るための道具であり、悠久の歴史を持つ中国の伝統的な農具だ。華西都市報が伝えた。

四川省宜賓市筠連県団林ミャオ族郷でこのほど発見された石臼の下石は、外径が7.8メートルと大型で、非常に変わっている。文化財関連部門の鑑定によると、この石臼が作られたのは清の光緒年間(1875~1908)で、筠連県でこれまでに発見された中で保存状態が最も良好な石臼だ。

筠連県文物管理所の関係者は、「関連部門の初歩的な鑑定結果から、この石臼が清の光緒年間に作られたものであり、団林ミャオ族郷の当時の有力者であった郭潤之の手によって作られたものとほぼ断定できた。これは主に、一般家庭で米を食べるために用いられた物で、上石の部分は見つかっていない。これまでに分かった情報から、この臼が山から一枚岩を切り出して作られたことが分かる。筠連県で発見された石臼のうち、これほど保存状態が良好なものは初めてだ」と述べた。

同氏は、「石臼の発見は、団林ミャオ族郷の政治・文化・経済・風俗の研究を促す。非常に高い考古学的価値がある」と話した。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年4月27日

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