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韓国で整形する中国人が激増 40歳以上が半数占める

人民網日本語版 2015年05月21日13:34

「美容整形の都」とも言われる韓国・ソウルでは、数百万の人が美容整形と複雑な関わりを持っている。国際美容外科学会(ISAPS)のデータによると、整形手術を受けたことがある韓国人女性の割合は約20%に達する。ちなみに米国ではこの割合は5%だ。米紙ワシントン·ポストの報道を引用して中国新聞網が伝えた。

データだけで見ると、2013年、美容整形手術の件数が最も多かった国はブラジル、2位は米国だったが、韓国の美容整形業界も極めて発達している。

美容整形手術を受けようと思ったきっかけについて患者にアンケート調査を行った結果、主な回答は「新しい仕事を探すため」、「結婚式のため」、「自分に自信が持てるようになりたい」の3つだった。

ここ数年、韓国で整形手術を受ける中国人が激増している。中には、短期の旅行やショッピングのついでに整形を受ける、という人までいる。

韓国に近い中国ではここ数年、韓流の影響で韓国のスターに憧れる人も多い。このため、韓国の「美の基準」も広く受け入れられている。また、中国人は韓国の美容整形技術が成熟しており、信頼できると認識している。

韓国のある美容整形クリニックの金炳鍵院長は、「かつて、東洋人の多くは西洋人の美しさを追い求め、西洋人のような顔になりたいと望む人が多かった。しかし今は、韓国女優のような美しい顔に整形してほしいと望む人が多い」と指摘たほか、「韓国で整形手術を受ける外国人は全体の30%を占める。アジア人が最も多く、中でも中国人が約90%を占めている。ただし、韓国人と違い、整形を受ける中国人の年齢は半数以上が40歳以上だ」と語る。

山東省青島市から韓国を訪れたという女性・張さんは「韓国に来るのは2回目。結婚式とウェディングフォトの撮影が控えているので、顔のプチ整形を受けるつもり。より美しい写真を残したい」と語った。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年5月21日

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