グランデコスノーリゾートは福島県の中心地から車で40分ほどの場所にあるスキー場。ゲレンデは全13コースで、リフトが4基、ゴンドラが1基あり、最長滑走距離は約4000メートルとなっている。人民網が伝えた。

同スキー場はスキーを楽しめる期間がとても長く、11月から5月までの約7ヶ月にわたってスキーをすることができる。

同スキー場の最大の特徴として、雪質の良さが挙げられる。東北地方の中央にある奥羽山脈を越えてくる乾燥した空気が流れ込むため、柔らかい粉雪が積もる。その滑りやすい雪質もあり、初心者・ファミリー層向けのスキーコースとなっている。また、スキー場の評価がとても高く、日本最大級のスキー場情報サイト「SURF&SNOW」による2017-18年のスキー場ランキングでは、「スキー場総合評価ランキング」、「施設サービス総合評価ランキング」などで東北第1位に輝いている。

同スキー場では外国人観光客の受け入れに力を入れており、1日リフト券が通常4700円のところ、外国人は3500円で購入することができる。また、スキー場内での売店では支付宝（アリペイ）、微信支付（WeChatペイ）も対応可能となっている。

スキー場のそばには「裏磐梯グランデコ東急ホテル」が併設されており、このホテルの中でもスキー用具をレンタル可能。同ホテルの全室にバルコニーが付いており、冬は美しい雪景色を堪能することができる。また、日帰り入浴も可能な温泉施設がついており、スキーを楽しんだ後は温泉で疲れを癒せる。そのほか、鉄板焼き、フランス料理、バーなど、レストラン施設も充実している。（文・木村雄太）

「人民網日本語版」2019年1月23日