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広州の南沙湿地で約10年ぶりにカワウソ確認 広東省

人民網日本語版 2022年10月29日10:21
広州の南沙湿地で約10年ぶりにカワウソ確認 広東省

広東省広州南沙湿地で最近、中国で国家二級保護動物に指定されているカワウソが確認されたというニュースが飛び込んできた。同地でカワウソが確認されるのは実に約10年ぶりのことだ。中央テレビニュースが報じた。

同湿地の職員によると、遊覧船で葦が茂っている場所を通過した際、カワウソが泳いでいるのを発見し、すぐにスマホで撮影したという。その後、広東省の林業関係の専門家により、国家二級保護動物に指定されているユーラシアカワウソであることが確認された。

ユーラシアカワウソは、イタチ科カワウソ属に分類される食肉目の動物。細長い体形で、大きさは60—80センチ。耳が小さく、目は少し顔から出ているようについており、体毛の色は薄い茶褐色や灰色だ。

主に魚類を食べるが、カエルといった両生類や鳥類、小型哺乳類、昆虫、甲殻類なども食べる。淡水生態系や海岸付近の生態系における頂点捕食者、キーストーン種であるカワウソは、湿地の環境が良好であることを示す重要な指標生物とされている。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年10月29

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