中国の駐米大使「米国が中国と向き合って進み、正しく付き合う道を探ることを希望」

人民網日本語版 2024年04月23日15:19

中国の謝鋒駐米大使は20日、ハーバード・ケネディ中国フォーラムの開会式で講演した際に「米国が中国と向き合って進み、相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンの原則に従い、中米が新たな時期において正しく付き合う道を探ることを希望する」と述べた。人民日報が伝えた。

謝大使は「世界は大きな変化が生じ、激動と不安定性に満ちている。人類は正念場の時を再び迎えており、各国はいずれも一隻の大きな船に乗っている。逆巻く大波を前に、我々は同舟相救わなければならない。中国の選択は明確かつ確固たるものだ。一つは中国式現代化の推進。これは中国の発展の雄大な青写真だ。もう一つは人類運命共同体の構築。これは素晴らしい世界を共同で構築する中国の案だ」と説明。

「米国に対し、中国と共に努力して、両国及び世界の人々を安心させる責任とコミットメントを堅持し、両国関係を良い方向へ導く善意と誠意を示し、両国首脳間の重要な共通認識を実行に移す措置と行動を取り、『サンフランシスコ・ビジョン』を現実のものにする後押しをし、中米関係を安定的で健全かつ持続可能な道に沿って前向きに発展させることを希望する」とした。

今回のフォーラムは「誠実共済」をテーマとしており、中米両国の政界、経済界、学界の代表、ハーバード大学の教員や学生、在米中国人留学生ら300人余りが参加した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年4月23日

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