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高齢化社会の日本を中国の参考に

 日本を訪れ外観から見た限りでは、環境が格別に清潔で静かであること以外、中国との違いはあまり感じない。しかし、深く日本社会を観察してみると、多くの違いを見つけることができる。中でも日本だなと思うのは「日本の高齢化問題」である。銭江晩報が伝えた。

 日本の65歳以上の人口は総人口の1/4

 統計からみると、日本の65歳以上の人口は総人口の23.1%(2010年、総務省発表)で、中国は2011年時で9.1%というデータから考えると、日本は高齢化の割合が高いだけでなく、人数的にも3000万人以上と決して少なくないことがわかる。

 もし、日本の家庭や老人ホームを訪れてみると、高齢化の深刻さを理解できるだろう。日本の報道機関はこれまでの20年間を「失われた20年」と位置づけ、安倍晋三首相は必死になって日本社会に活力を再現させようとしている。だが、高齢化社会は新しい知恵の創出を失っている。日本人はアベノミクスを楽観視していない。企業は日本へ投資しようとせず、アベノミクスは成功が難しいという。中でも最も大きな原因は日本社会の高齢化だ。

 日本の高齢化問題は非常に深刻だが、日本は高齢化がもたらす問題を克服しようと、高齢化を「老人力」に転換しようとしていることは中国にとっても参考となるところだ。

 日本の福祉制度はよく整っているといっても、高齢化は今も昔も家庭に大きな負担をかけることに変わりはない

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