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ヒットアニメの少ない中国、小学生6割が「喜羊羊」好き

 湖北省武漢市漢陽区に住む羅さんは最近、ネット上で「11歳の娘が中国の人気アニメ『喜羊羊与灰太狼(シーヤンヤンとホイタイラン)』に完全にはまってしまっている。時間さえあれば、ipadで際限なく見始める。もう何度も見ているので、ストーリーなども熟知しているのに、それでも飽きずに見ている」とつぶやいた。「人民網」が報じた。

 羅さんによると、「娘は小学1年生の時に同アニメが好きになり、カバンやノート、布団のシーツ、パジャマ、コップ……などはすべて、同アニメの登場キャラクター『美羊羊(メイヤンヤン)』がプリントされているものを選ぶ」という。さらに「同アニメの劇場版もすべて欠かさず見ている。それに、娘はパソコンをつけたかと思うとすぐに同アニメを見始める。時には、ごはんを食べる時間も惜しんで見、言うことを全く聞かない」。

 「6年間も同じアニメを見続けて飽きないのか。私たちが子供のころ見ていたアニメの種類は今よりも豊富だったけど、ここまではまる作品はなかった」。「さらに、娘は時々、『灰太狼(アニメの中で、主人公の羊たちを狙う狼のキャラクター)と結婚したい』とか、『懶羊羊(怠け者の羊)みたいになりたい』と言っている。なんか『喜羊羊』中毒になっている感じがする」

 ▽小学生6割「喜羊羊」が好き

 そこで、武漢市市内の常青実験小学と漢陽区の徳才小学の3年生から6年生の小学生100人を対象に調査を実施。57人が主人公のオスの羊「喜羊羊のファン」と答えた。さらに「喜羊羊」以外に、中国の魔法少女アニメ「巴拉拉小魔仙(バララ シャオモシェン)」や米アニメ「スポンジボブ・スクエアパンツ」、中国のギャグアニメ「熊出没」なども人気だった。

 4年生の暁凱君は「灰太狼が一番好き。なぜならあきらめずに毎回羊たちを捕まえようとし、決めたことは必ずしようとするから。それに、羊が捕まえられないと、奥さんの紅太狼(ホンタイラン)にフライパンで叩かれるけど、それでも紅太狼のことを愛し続けているので、尊敬している」と同アニメの魅力を語る。

 一方、6年生の暁哲君も、「2年生の時に喜羊羊を見て、おもしろいと思った。今でも、暇な時に時間つぶしに見ている。喜羊羊を見て成長している感じ」と語った。

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