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上半期の中国経済を読み解く:成長鈍化は想定内 (3)

 こうした「痛み」は今後もしばらくの間続くと見られる。国務院発展研究センター金融研究所の張承恵所長は「中国は今、経済モデルチェンジの重要な時期にある。ある程度の摩擦や矛盾が生じることは避けられないし、こうした摩擦や矛盾は時に、激しくなる場合もある」と指摘する。

 ▽基本的な経済構造は変わらず:今後の経済発展はより着実・健康的に

 盛報道官は今後の中国経済の動きについて、「中国の経済発展の基礎や原動力の構造が根本的に変わったわけではないため、楽観視できる」とし、次のような見方を示した。

 中国は依然として工業化、都市化が加速する段階にある。都市化は数の面から見ても質の面から見ても、まだまだ向上の余地がある。人間本意の都市化と新興工業化の融合により、巨大な投資・消費の潜在力が解放されるだろう。また、中国は国土が広く、中西部地域の後発の優位性は明確だ。国家統計局の総合発展指数をもとに計算すると、中部地域は東部地域より少なくとも5年、西部地域は東部地域より少なくとも10年発展が遅れている。さらに、中国は今、消費構造アップグレードの重要な段階にある。国民の消費構造は、衣食を中心とした生存型消費から、住・行(交通)・教育・観光などを含む発展型、享受型の消費に移行しつつあり、情報消費も大きな発展の余地がある。このほか、企業改革・イノベーションの歩みも速まっており、イノベーションが新たな活力をもたらし、改革が新たなボーナスをもたらす。

 これらの状況から見て、中国経済は今後も、引き続き安定した比較的速い成長を維持するための潜在力と条件を備えている----。

 学術界も、下半期の中国経済について楽観的な見方をしている。中国国際経済交流センター諮問研究部の王軍副部長は「経済成長率は第3四半期に安定化するだろう。第3四半期には地方の投資意欲が高まり、伸び幅は20%以上に達し、消費も最盛期を迎えると見られる。国外を見ると、米国経済は勢い良く回復しており、これは中国の対外貿易に積極的な影響をもたらすだろう。全体的に見て、中国経済の『三頭立て馬車(投資・消費・輸出)』はいずれも安定した状態にある」と指摘した。

 中央財経大学中国銀行業研究センターの郭田勇主任も、「中国経済は今後、成長モデルと質、中身のある成長を重視するようになり、経済構造調整、テクノロジーの進歩、産業アップグレード、内需拡大などを通じて、新たな経済成長点を形成していく。新たな経済構造調整に伴い、改革のボーナスが解放される。経済成長の中身という点から見ると、今後の経済発展はより着実で健康的なものになるだろう」と語る。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年7月16日

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