年越し用品のネット通販が人気、主力は若者 (2)

　年越し用品の販売はどれほどヒートアップしているのだろうか？1号店が1月に発表した「2014年年越し用品消費すう勢」によると、インターネットを利用した年越し用品の購入は、多くの消費者の選択肢になっている。2014年の売上高は前年同期比で151％増で、そのうちモバイル端末による売上高は450％増に膨れ上がっている。淘宝網の公式データ「淘宝指数」によると、「年越し用品」の過去1カ月（1月22日まで）の取引指数は前1カ月比で1726.3％増、前年同期比48.3％増となっている。

　街を歩き年越し用品を購入し、大きな包を家まで持ち帰る伝統的な習慣と異なり、若者はより便利で手軽な新しい方法を好んでいるようだ。淘宝指数の統計データによると、2013年11月1日から2014年1月22日にかけ、年越し用品の検索をかけて購入した消費者のうち、80年代・90年代生まれが74％を占めた。そのうち25−34歳が55.3％に達し、消費者の過半数を占めた。

　ネット通販業界の関係者は消費者に対して、「年越し用品のオンライン購入は便利だが、早い内に注文する必要がある。これは多くの大手宅配業者も春節を迎えるからで、円通速逓や申通快逓なども25日0時より引受を遅延させる」と注意を促した。

　消費者権益保護委員会の専門家は、「年末が迫る中、ネット通販利用の際には、安全意識を高める必要がある。決済時には出来る限り、権威ある第3者決済システムを使用するべきだ。若者の人気を集めているモバイル決済は、使用前に特にウイルスの予防とチェックが必要だ」と指摘した。（編集YF）

　「人民網日本語版」2014年1月26日