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携帯電話のセキュリティ問題、マルウェアが最大の脅威に

 2014年02月13日15:19
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 中国のネットセキュリティ最大手、奇虎360のインターネットセキュリティセンターが11日に発表した「2013年中国携帯電話セキュリティ報告書」によると、2013年は携帯電話のセキュリティ問題が全面的に蔓延する新たな段階となった。アンドロイドで新たに発見されたマルウェアは67万1000件で、2012年の4.4倍となった。ユーザーのマルウェア感染数は延べ9747万人となり、2012年比で88.3%増となった。そのうち通信量の消費、悪意ある課金、個人情報の窃盗、フィッシング詐欺などの感染率が最も高かった。光明日報が伝えた。

 同報告書によると、迷惑電話やジャンクメールが依然として強い勢いを示した。同センターが2013年にユーザーから報告を受けたジャンクメールの数は約4億4600万件に達し、同社の携帯電話向けセキュリティアプリ「360手機衛士」が遮断したジャンクメールは通年で971億件に達した。2013年にユーザーにチェックされた迷惑電話の番号は約4億2200万件に達し、チェックされた番号のうち頻繁に使用されているものは1日平均230万件以上となった。そのうち一瞬だけ鳴る電話が、51%の比率で最も多い迷惑電話となり、宣伝・セールス類が21%を占め、詐欺電話は約18%となった。

 同報告書によると、ユーザーの携帯電話がマルウェアに感染してから、直接的な経済損失が生じる可能性は、2013年に7割弱に達した。2013年には危険性の高い新型のトロイの木馬が出現し、ユーザーの携帯電話のセキュリティを脅かした。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年2月13日

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