外国企業の重役が相次いで中国のIT企業に転職 (6)

▽オラクルの喻思成グローバル副総裁がアリババ副総裁に

2014年7月末、オラクルの喻思成グローバル副総裁が退職し、アリババの副総裁、アリババクラウド業務の総経理（クラウドコンピューティング主管）に就任することが発表された。

中国企業の台頭と、インターネットセキュリティ事件の多発に伴い、IBM、オラクル、EMCといった高価なハード・ソフトの使用を取りやめ、より安価な中国の自主開発技術を選ぶ企業が増えている。これは、中国企業に大きな発展のチャンスをもたらし、多くのハイエンド人材の中国回帰につながっている。