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新疆輪台県のテロ事件、警察が状況を発表

人民網日本語版 2014年09月26日14:38

新疆維吾爾(ウイグル)自治区警察当局は、同自治区巴音郭楞蒙古自治州(バインゴリン・モンゴル自治州)輪台県で発生した爆発事件について、調査の結果、綿密に計画された極めて悪質なテロ襲撃事件であると断定した。天山網が報じた。

21日午後5時ごろ、輪台県陽霞鎮にある少数民族が経営する自由市場、陽霞鎮派出所、鉄熱克巴扎郷派出所、輪台鎮の商店入口などの各場所で、相次いで爆発装置が爆発するという事件が起こった。これらの爆発により、住民6人が死亡、54人が負傷した。負傷者の内訳は、ウイグル族32人、漢族22人。うち重傷者は3人だが、いずれも命に別状はないという。公安機関の適切で速やかな対応により、暴徒40人が射殺または自爆で死亡、2人が逮捕された。人民警察官2人と警協員(警察業務を補佐する公務員)2人が事件の犠牲となった

これまでの調査から、主犯の買買提・吐爾遜(すでに射殺)は、2003年に中等専門学校を卒業後、徐々に過激思想に走り始めたことが判明した。2008年から、過激思想にいっそう傾倒するようになり、公職に就いている両親を毛嫌いし、イスラム料理を食べず、家で食事をとらなくなった。父親の葬式にも参列せず、弟の婚姻証明書が政府発行のものであると分かると、結婚式にも参列しなかった。請負工事を行った際に、テロ集団のメンバーを集め、犯罪に及んだ。

事件のさらなる詳細については、現在も調査が進められている。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年9月26日

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