2014年11月3日  
 

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中国人の59%が「幸せ」 日韓を大きく上回る-米国民間調査で (2)

【中日対訳】

人民網日本語版 2014年11月03日10:46

調査結果によると、幸福度の評価が最高なのはメキシコ国民で79%に達しているのに対し、エジプトが最低の11%となった。欧米や日韓といった先進国10カ国の中ではイスラエル国民の幸福度の割合が75%で最高となり、ギリシャが37%で最低となった。先進国では平均53%の国民が自分の生活を「幸せ」だと評価し、新興国24カ国では平均50%の国民が自分の生活を「幸せ」だと評価。先進9カ国では平均34%の人が自分の生活を「幸せ」だと評価した。フィナンシャル・タイムズによると、今回の調査では、中国人回答者は2007年の26%より多い59%が「幸せ」だと回答。インドネシア人は2007年の35%より多い58%が、マレーシア人は2007年の36%より多い56%が「幸せ」だと答えた。これに対して、この数字は日本人はわずか43%、韓国人は47%に留まった。

調査では個人の所得が一定レベルを超えると幸福感が大きく低下することも明らかになっている。マレーシア人回答者の56%が「幸せ」と評価する一方で、1人あたりGDPがマレーシアを大きく上回るドイツではこの割合がマレーシアをわずか4%上回る60%に留まる。AP通信は、ピュー研究所の調査により、アジア新興エコノミーと発展途上国の国民が優先的に考えるのは健康や子どもの教育、安全といった生活面での要素であり、これら国家ではインターネット接続や自家用車の所有、余暇の時間やお金を旅行に費やすことが生活の重要な部分だと考える人はほとんどいなかったと伝えた。フィナンシャル・タイムズ紙は研究者の発言として、富が幸福をもたらすように見えるが、金銭は幸福の唯一の要素ではないことは研究結果からも明らかだと述べた。例えば、女性は一般的に男性よりも幸福感が強く、既婚者は未婚者よりも、中年の人は若者や高齢者よりも幸福感が強い。(編集YH)

「人民網日本語版」2014年11月3日


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