2014年12月17日  
 

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中国シンクロ新コーチ・藤木麻祐子氏 (2)

-「金メダルを目指し指導法を一新」

人民網日本語版 2014年12月17日08:37

以下、記者と藤木氏の一問一答。

記者:中国でコーチになった理由は?

藤木麻祐子氏(以下、「藤木」):中国のコーチになると決心する前に、中国側の関係者やコーチと話をした。その時、彼らが求めていることが、私のやりたいことと一致すると感じた。それまでずっと、私は中国チームに注目していた。中国チームのために、私に何かできるのではないかと感じ、チームをより強くしたいと思った。

記者:かつて中国代表チームを率いた井村雅代氏も日本人だが、あなたと井村氏のコーチ方法には、どのような違いがあるのか?

藤木:トップレベルのチームを率いるコーチはすべて、ユニークな面を持っている。井村先生は大変伝統的な、技術を主眼に置くコーチだ。私も日本人だが、早くに日本を離れ、欧米に出た。私は、選手たちに技術面で特に厳しいことは言うタイプではないが、決して選手に対する要求が低いという訳ではない。

記者: 2012年ロンドン五輪で、中国代表チームは昔からのライバルであるスペインを抑え、貴重な銀メダル2個を手中に収めた。中国チームをさらに高みに進ませる自信は?

藤木:もちろん自信はある。オリンピックに出るからには当然、金メダルを目指す。それに中国チームはすでに世界第2位の実力を持つチーム。たとえ今、世界第4位であっても、金を目指していく。我々が毎日練習に励む目標は、金メダル以外にない。

記者:来年、ロシアで世界水泳選手権が開催される。この大会についてどのように考えているか?

藤木:来年の世界水泳選手権は、困難を伴う大会となるだろう。開催地のロシア・カザンは、ロシアチームの本拠地だ。だが、我々中国チームは、ロシアチームに緊張感をもたらし、中国チームを決して侮るべきではないと感じさせたい。これが中国チームの戦略の第一歩となる。


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