大学生の創意あふれる発明品、発光スリッパやレーシングカーが登場

学生寮の二段ベッドの上層に寝ている庄さんは、ノックの音が聞こえると、赤外線リモコンを操作しドアを開けた。夜中に何度か起きてしまう王瑤さんは、電気をつければルームメイトを起こしてしまうと心配し、自ら開発した夜間発光スリッパを履いた……。東南大学で2014年12月26日に開かれた「第9回大学生革新創業成果展示会」では、これらの作品を含む、学生による斬新な発明品478点が展示された。科技日報が伝えた。

短く尖った銃弾のような形の車体には、さまざまなロゴマークが貼られており、まるでF1カーのようだ。これは東南大学の学生が開発したレーシングカーで、外観が堂々としているほか、実戦における能力も高い。襄陽市で開かれた「2014年第5回中国学生フォーミュラ大会」（略称はFSAE）で、このレーシングカーは特別賞を受賞したほか、1.26リットルで100キロ走行（時速108キロ）という燃費性能により、ドイツ学生フォーミュラ大会の1.7リットルという世界記録を塗り替えた。

今回展示された学生の革新の成果には、2014年に総括・検収を終えた国家級・省級大学生革新訓練計画プロジェクト、各級・各種コンテストの優秀作品が含まれる。（編集YF）

「人民網日本語版」2015年1月6日