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点滴の袋を持ちながら、レントゲン撮影する青年医師

人民網日本語版 2015年01月21日09:00

9日、あるネットユーザーは病院で撮影した写真を微博(ウェイボー)に投稿し、「自ら点滴の袋を手に持ちながら、患者のためにドアを開け、レントゲン撮影を行っていた青年医師。これまでに出会った医師の中で、最も勤勉で責任感のある医師だ。その姿を見ていたら、涙が出てきた」と書き込んだ。寧波日報が伝えた。

白衣を着用し、黒縁メガネをかけた1人の青年医師が、病院の放射線科のレントゲン室で忙しそうに仕事をしている。パソコンの前であっても、機器の前であっても、ずっと変わらず真面目な表情を浮かべていた青年医師は、自分の左手に点滴の管が通されていることも忘れているかのようだった。

微博上で多くの「いいね!」を集めた、この青年医師の名前は、龔緯偉さん。白沙街道コミュニティの衛生サービスセンターに勤めている医師だ。龔さんは、「自分の仕事ぶりを患者の方に理解してもらい、こんなにも高い評価をいただけたことに内心感動している。病をおして仕事に出たかいがあった。同時に、恥ずかしい思いもある。当日は、健康がすぐれず、検査に来ていた患者が多かったため、仕事において多くの不足の点があった」と述べた。

白沙街道コミュニティ衛生サービスセンターの陳治源センター長は、「病院は現在人手不足が深刻で、特に放射線科の専門技術を持った人材が非常に不足している。天気の要因もあり、最近子供の患者が激増している。龔医師は、病院の困難を知って、無理を押して、休みも取らずに働いてくれた。当日、龔医師は80人の患者のレントゲン撮影を行った」と説明した。(編集MZ)

「人民網日本語版」2015年1月21日 


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