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人民網日本語版

独占:「半分の上海人」がマナーを伝授 文化のソフトパワーをアップ (2)

 2015年02月06日10:49

島田先生が最も得意な授業内容を聞くと、「マナー文化のことだ」と回答した。

目で見れば、マナーというのは、もっとも重要なことを、身を持って言葉で伝えることだ。「毎日、出かける前に、必ず頭から足まで整頓する。20分間ほどで化粧し、髪の毛をきれいにし、着替えして最もきれいな一面で家を出る。ベストマナーは、どんなイメージで学生の前に立ち、学生にこのイメージを感じさせ、知らずのうちに、彼らに影響する。毎日のきれいな登場は、他人の尊重でもあり、自分への尊重でもある」と、島田先生は述べた。

次は、学生の受け入れやすい方法で教えることだ。島田先生によると、視覚的な表現で、授業をやるのが好きだという。学生らに表したいことをはっきりと理解させる。例えば、PPTを作ったり、写真を多く入れたりすることなどだ。日本の伝統文化に、狂言というものがある。受け入れやすくさせるように、狂言の表現者が『嵐』という番組に参加したことを授業で放送し、放送しながら、説明する。学生のよく知っている番組から着目し、伝統と現代を融合させて、日本の伝統文化を教えることになっている。

さらに、真似て勉強することだ。島田先生は一部の日系企業大手の人事部部長を招いて、学生らに模擬面接をやってもらう。人事部長の説明と私と学生らのシーンの模擬を通じて、学生らに面接プロセスを理解させると同時に、基本的なマナーを身に付けさせる。例えば、名刺を交換する時、ゲストが先、職位の低い人が先で、名刺を渡す時、正面を相手に向けて、両手で渡す。目は相手を見て、笑顔を浮かべ、「○○と申しますが、よろしくお願いします」などと話すわけだ。島田先生は、「マナーを勉強してから、学生らが面接する時、気軽に対応ができる」と述べた。

島田先生によると、マナー文化への理解を通じて、正しく学生、中国の友人に伝え、中国の友人らのマナー文化への認識をアップさせる。民間使者として、中日文化交流の懸け橋の役割を果たしている。

「半分の上海人」と冗談を言った。彼女の「中国ドリーム」は上海でマナー学校を開設し、日本ないし世界各国の優れたマナーを中国、上海の友人らに伝えることにある。島田先生が、中国で自分の「中国ドリーム」を早めに実現するように祈っている。

東方ネット 2015年2月6日


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