2015年6月5日  
 

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日本「喫煙規制」の風景 路上喫煙防止パトロール員と歩く1万歩

人民網日本語版 2015年06月05日09:23

 

「史上最も厳しい喫煙規制」と言われる「北京市喫煙抑制条例」が6月1日から施行され、すでに効果を発揮し始めている。喫煙者にとって、これは極めて辛いことだが、仮にこのような厳しい法則が喫煙者にタバコを吸いすぎる悪習慣を改めさせるのに役立つのなら、旅行中の喫煙者に多少のリラックスや利便性をもたらすかもしれない。海外の多くの国は、早くから厳しい「禁煙令」を実施している。ここでは、隣国、日本がどのように喫煙規制を行っているのかを一緒に見てみよう。人民日報が伝えた。

喫煙規制を推進するため、日本政府と各地方自治体は喫煙行為を制限する一連の管理規則を実施している。東京都は喫煙規制を実施していないが、東京都の各区・市などは自主的に路上喫煙禁止条例や禁煙特定区域を設けるなど限定的な喫煙規制を制定している。喫煙規制や環境美化の向上を目指し、東京都の多くの区では「喫煙防止パトロール員」を設置している。2日、東京都港区の喫煙防止パトロール員に同行させてもらった。

当日の朝、約束のJR品川駅の高輪口に時間ぴったりに到着した時、石井さん(78)と高橋さん(74)のパトロール員2人はすでに制服に着替えて仕事を開始していた。JR品川駅は東京で最も重要な主要ターミナルの1つで、大勢の会社員が毎日行き交う場所だ。朝8時は通行量が最も多くなるピーク時間帯だ。2人は緑色の帽子やTシャツ、ベストを身に着け、帽子とベストの背中には「港区喫煙規則パトロール員」と書かれており、非常に目を引く。まずは前方にある歩道橋まで歩き、公共の場で喫煙している人がいないかどうか四方を眺める。後ろについていた石井さんは70センチ程の火バサミで路上に落ちている吸い殻や紙くず、缶、瓶などのゴミを拾っていく。


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