日本各地で新安保法案に抗議　内閣不支持率が初めて過半数に (2)

　東京だけでなく、最南端の沖縄県から最北端の北海道まで、日本各地でこの行動に民衆が参加した。「今怒らずに、いつ怒るのか？こんな風に安保法案が可決されれば、子どもたちに会わせる顔がない」。名古屋市で行動に参加した著名な社会学者・上野千鶴子氏は演説で声を大にした。

　共同通信社が17、18両日に実施した全国緊急電話世論調査では、安倍内閣の支持率はわずか37.7％で、前月調査時の47.4％から9.7ポイントの大幅下落となり、2012年12月の第2次安倍政権発足以来最低を記録した。不支持率は51.6％と初めて過半数を上回った。また、16日に衆院通過が強行された集団的自衛権の行使容認に関する安保法案については、今国会での成立に反対が68.2％に上り、法案そのものへの反対も61.5％で、賛成の27.5％を大幅に上回った。（編集NA）

　「人民網日本語版」2015年7月21日