中国で活躍する俳優・矢野浩二さんが外務大臣表彰受賞 (2)

矢野さんは2001年に中国に渡り、中国語を学びながら俳優活動を開始。たゆまない努力を通して、「記憶の証明 (原題：記憶的証明)」や「走向共和」、「小兵ジャンガー(原題：小兵張嘎)」などの抗日戦争ドラマをはじめ、「天使の城(原題：天使的城)」、「浮沈」などの現代ドラマにも出演するようになった。そして、人気俳優となり、その演技も視聴者や業界関係者から認められるようになった。また、ユーモアのセンスもあることから、人気バラエティー番組「天天向上」のレギュラー司会を務めるなど、その人気は右肩上がりとなっている。13年と14年には、ビデオリサーチが発表した中国版タレントイメージ調査で、中国で人気の日本人タレント1位に選ばれ、中国で絶対的知名度を誇る。このように、俳優活動や中日交流イベント、劇中の役を通して、矢野さんは中国と日本との相互理解促進に貢献し、今回の外務大臣表彰受賞に至った。

アジアで活動する日本の芸能人の中で、初めて外務大臣表彰を受賞した矢野さんは、「この栄誉に、責任と使命を感じさせられる。これからも、『中日友誼』の文化の使者として、両国の交流のためにさらに大きな貢献をしたい」と抱負を語った。

「人民網日本語版」2015年8月26日