2016年3月21日  
 

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【インタビュー】大震災5周年における中国への感謝示す広告掲載について

人民網日本語版 2016年03月21日14:30

2011年3月11日、東日本大震災が起きると、中国は一番に救援部隊を日本に派遣して災害救助を支援し、日本に緊急無償資金協力として現在までで最高額である計3000万元(約5億3千万円)を提供した。また日本側の要請に基づき、毛布2000枚、テント900張、携帯式非常用照明200個等物資を3回に分けて日本に輸送した。また地方政府と民間機構からもさらに多くの支援が日本にもたらされた。

そして震災後5周年を迎えた今年の3月11日、中国の新聞「環球時報」に在中国日本大使館と木寺昌人駐中国大使の名で「ありがとう中国!日本の東北地方はご訪日を歓迎いたします!」と題した広告が掲載された。このほど人民網は在中国日本大使館にこの広告掲載の件に関する取材を行った。人民網が伝えた。

〇今回この広告を掲載することとなったきっかけは?

2011年3月11日の東日本大震災の発生に際して、中国を含む世界各国から多くの支援をいただいた。今回、震災発生から5年という節目を迎えるに当たり、支援いただいた中国の人々に改めて感謝の気持ちを伝えるとともに、復興が進む東北の現状についても知ってもらい、更に多くの中国の人々に日本を訪れてもらいたいという気持ちから、大使のメッセージを掲載することにした。

震災から5年が経ち、復興は着実に進んでいる。震災に起因する原子力発電所事故についても放射性物質の除去等、その対応は確実に進んでおり、流通する食品の安全も確保されている。このことは国際原子力機関(IAEA)でも評価されている。また、大気中の放射線量は海外主要都市と同水準の値となっており、日本国内各地の数値は全て公表されている。大使館としては、引き続き、食品安全の確保に万全を尽くす我が国の取り組みと、空間放射線量についての正確な情報の発信を続けていく必要があると考えている。また東北地方のグルメや観光名所等の情報についても積極的に発信していくつもりだ。


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