＜動画＞卒業に浮かれすぎた間抜けな諜報員の卵、辺境配属の憂き目に

諜報員は国の安全、軍事、政治などの仕事に従事する上で、やたらと自分の身分を明かしてはならない。しかしこのほど卒業したばかりのロシアの諜報員たちは卒業に浮かれたあまり写真や動画をネットに公開したところ、辺鄙な国境沿いに配属される羽目になってしまった。

ロシア連邦安全局スパイ学院外国情報科を卒業したばかりの諜報員50人は、黒のベンツのオフロードカーを運転し、隊列を成してモスクワの街角を凱旋、写真や歓声などで大勢の人から注目を集めた。同日、彼らは撮影したこれらの写真や動画にロシア行進曲をBGMにして全てネットに投稿したのだ。

ロシア・クレムリン宮を驚かせたこの事件で、ロシア安全局は事件の発端となった諜報員50人に対して2つの選択肢を与えた。1つは自主退職、もう一つは辺境配属。ほとんどのスパイは辺境配属を選択し、彼らはアラスカと海峡を一つ隔てたチュクチ地区やさらに辺鄙なカムチャッカ半島の駐屯地に送り込まれる予定だ。(編集JK)

「人民網日本語版」2016年7月26日