2016年12月23日  
 

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人民網日本語版>>政治

外交部、米国による「THAAD」の韓国配備に断固反対

人民網日本語版 2016年12月23日13:43

外交部(外務省)の華春瑩報道官は22日の定例記者会見で「中国側は米国によるミサイル防衛システム『THAAD』の韓国配備に断固反対するとともに、必要な措置を断固講じて自らの安全保障上の利益を守る」と表明した。

【記者】トランプ氏の側近は昨日、米国による「THAAD」の韓国配備は同盟国としての両国の正しい決定であり、米韓同盟の強化に寄与すると表明した。「THAAD」問題に関するトランプチームの姿勢表明はこれが初めてだ。これについてコメントは。

【華報道官】「THAAD」問題に関して、われわれは報道に留意し、韓国側の姿勢表明にも留意している。中国側はすでに繰り返し、この問題について懸念と明確に反対する立場を表明してきた。米国による「THAAD」の韓国配備は地域の戦略バランスを深刻に破壊し、中国を含む地域の関係国の戦略・安全保障上の利益を深刻に損ない、朝鮮半島の平和と安定の維持にマイナスだ。

われわれは再び関係方面に対して、中国側の合理的な懸念を正視し、配備プロセスを停止するよう促す。中国側は必要な措置を断固として講じて自らの安全保障上の利益を守る。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年12月23日

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