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日本の政治家、右傾化に警鐘 (3)

 ▽護憲に力を入れる政党も

 自民党や日本維新の会は、憲法改正などタカ派的な発想が濃厚な主張を掲げて有権者の注目を集めているが、一方で日本共産党や社民党などの老舗政党は護憲、右傾化阻止の声を強めている。日本共産党は選挙公約の中で、「憲法9条(戦争放棄・戦力不保持・交戦権否認)を断固として守り抜く国民多数派をつくろう」と呼びかけ、社民党も「自民党は右傾化。維新は自民党以上」と指摘した。

 社民党・平和市民委員会事務局長の藤田高景氏は取材に答え、「現在、日本の保守勢力と極右勢力が再編されつつあるのは事実だ。これらの勢力は平和憲法を改正しようとたくらんでいるが、多くの日本国民は憲法9条の改正に反対している」とした。

 衆議院選挙後、自民党と連立政権を組むと見られる公明党の山口那津男代表は10日、「もし自民党が憲法改正や、憲法解釈の変更による集団的自衛権行使の容認を強行すれば連立を離脱する可能性がある」と語った。日本のメディアはこの発言が安倍氏の言行に対するけん制であると分析している。山口氏は「現行憲法の柱を断固として守ることが重要だ。憲法で規定された範疇を超えないために、公明党は原則を守るという役割を担っていきたい。(自民党が)どうしてもはみ出したいと言うならば、限界が来るかもしれない」とした。(編集SN)

 「人民網日本語版」2012年12月14日

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