北京警察初の女性ヘリコプター操縦士誕生

　北京市党委員会の常務員を務める傅政華・北京市公安局局長は8日、北京警察が選抜し、育成した警察用ヘリコプターの操縦士9人、民用航空機グループのスタッフ5人、交通管理局のヘリポートで指揮する民間警察4人を訪問した。ヘリコプター操縦士9人のうち3人は女性だ。北京日報が報じた。

　警察用ヘリコプターの操縦士9人のうち、4人は2010年、同公安局が内部で選抜し、競争を勝ち抜いた若い警察官で、専門の民間航空育成機関で2年間、訓練を受けた。同4人は既に、公安部の規定に基づき、昼間の訓練を終了し、今後は夜間の飛行訓練に参加する予定だという。

　一方、同公安局の警察航空隊は2012年12月から2013年3月の約4カ月間、内部で2度目の警察用ヘリコプター操縦士の訓練生選抜を実施。条件を満たした申込者300人の中から、最終的に各試験に合格した優秀な5人が選ばれた。うち、3人は女性で平均年齢は25歳という。いずれも4年制大学卒業以上の学歴を有している。同5人は今後、専門の育成機関で3カ月半にわたる基礎理論学習の訓練を受け、それに合格すれば海外で飛行訓練に参加する予定だ。（編集KN）

　「人民網日本語版」2013年3月12日