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中国各都市の人口爆発、地域別の格差縮小が解決策か

 北京で生活する人々にとってここ数年、「衣食住」を確保するためにも「人と競わなければならない」というのが正直な感覚だろう。これは、北京の人口が増加の一途をたどっていることと深い関係があるだろう。北京市統計局が17日に発表したデータによると、2005年に1538万人だった北京市の定住者は12年に2069万3千人に達した。わずか7年間で530万人以上増加したことになる。

 「競わなければならない」というのは、北京だけでなく、上海や広州(広東省)、深センなどの大都市の人々にも共通する感覚である。

 人口爆発の原因は?

 中国人民大学社会・人口学院の段成栄教授(同大学国家発展・戦略研究院研究員)は、「大都市の人口増加は、自然増加と人口移動がもたらす増加の2種類がある。中国の人口爆発は、後者が主な原因」と指摘する。

 地方から都市に多くの人が流れ込むと、「新たな血の投入」という観点では都市発展に貢献するが、人口爆発という問題の種にもなっている。そのため、大都市では人口爆発の解決策を見いだすことが急務となっている。

 ストレスが大きくても大都市へ

 南京師範大学人口研究所の黄潤龍・所長は、「中国では現在、工業化、都市化が急速に進んでいるため、多くの人が都市に流れ込んでいる。大都市には多くの突出したメリットがあるため、流動人口がそこに向かう」と分析する。

 都市に向かう人にとって最も大切なのは「就職の機会」で、仕事さえあれば生活の基礎を据えることができる。統計によると、2012年、北京の城鎮(非農村部)では43万8900人が新たに就職した。また、上海でも50万人以上の新規採用があった。

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