2014年1月20日  
 

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「職場認識報告」発表、「五大デマ」の真相明らかに

内向的な人、実はリーダー向き

 2014年01月20日08:21
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 読者諸兄は、隣の席で仕事をしている同僚の性格を本当に理解しているだろうか?職員の仕事ぶりは、海外と国内でどのような違いがあるのか?リーダーに向いているのは、「外向的」な性格の人に限られる?これらの問題の驚くべき真相を知れば、目からうろこが落ちるかもしれない。「2013年中国職員自己認識報告」が16日、北京で発表され、「職場の五大デマ」にまつわる真相が明らかになった。新華社が伝えた。

○デマ1:同僚に対する理解、一緒にいる時間が長いほど深い

 職員にとって、一緒に過ごす時間が最も長いのは、オフィスで机を並べる同僚だ。毎日顔を合わせ、一緒に仕事をしているので、同僚の性格は十分理解しているつもりになっている人がほとんどだ。しかし、同報告の統計データによると、職員のうち、「自分が自分に対して持っているイメージと、親しい友人から見た自分のイメージが一致しない」と答えた人は77%に達した。この数字から、自分が自分に対して持っているイメージは、かなりあやふやなものであることが分かる。また、同僚に対する理解についても、職場での人間関係だけでは限界があり、一緒に過ごしている時間が長いだけでは、同僚を理解するのに十分とは言えず、同僚のライフスタイルや性格をより良く理解するには、それなりの努力が必要であることを示している。

○デマ 2: 職員のイメージ、国内外で天地の差

 「海外の職場と国内の職場は全く対照的」というイメージを持っている人が大多数を占める。中国の職員は、規範に従い枠からはみ出さず、コツコツと真面目に仕事をして何事にも控え目という印象がある。一方、外国人は、職場で創意工夫に富み、情熱的に自己表現をすると思われている。しかし、同報告のデータによると、中国・米国いずれにおいても、職員の7割以上は、「伝統主義者・経験重視タイプ」に属している。また、より性格別により細分化した場合、公務員型(ISTJ)・監督者型(ESTJ)・保護者型(ISFJ)の3タイプが米中両国ともにトップ3を独占、順位も全く同じだった。

○デマ 3:職員としての性格に男女差あり

 職場において、男性職員の一般的なイメージは、「自信があり活動的」「プレッシャーに強い」「公私混同しない」「感情的にならない」などであるのに対し、女性職員は、「おとなしい」「気配りが細やか」「感情的」といった印象がある。だが、同報告によると、女性職員のうち、冒険家型(ISTP)の人がトップ3に入った。このタイプの人は、コンピュータに負けず劣らず頭の回転が早く、個人的な感情を交えずに広い視野で仕事を進めることに長けている。このことから、女性職員は、人々が思っているほど、仕事に感情を持ち込んでいない事実が見て取れる。

○デマ 4:外向的な人だけがリーダー向き

 職員に対する従来の考え方では、企業のリーダーは、外向的な性格の持ち主でなければならないとされてきた。しかし、同報告のデータによると、企業トップ層のうち、内向的な性格の人が最も多く、21.5%を占めた。このことから、企業が高級管理職の人事を選考する場合、企業の特性とポストの特性のニーズから選考基準を定める必要があることが分かる。主な指標となるのは、行動力、影響力、抵抗力などで、内向的な人も、外向的な人と遜色がないほど、高い影響力や抵抗力を備えている。

○デマ 5:人気の職業は、市場のニーズと関係性がある

 同報告は、「2014年人気の高い職業トップ10」に絡み、16種類の性格タイプと人気の高い職業トップ10との相関関係について詳述している。統計データによると、中国の職員は、性格的に、公務員型(ISTJ)と監督者型(ESTJ)が多く、強さを保ち続ける通貨のように、極めて強大なリスク抵抗力や価値下落に対する抵抗力を備えている。人気の高い職業がどのように移り変わっても、この2つのタイプの人が、人気職業ランキングにおいて、常にもてはやされている。一方、柔道家型(ENFP)、発明家型(ENTP)、芸術家型(INTP)などマイナーなタイプは、2014年にキャリアの大きな一歩を踏み出すチャンスに恵まれる可能性が高い。中国最大のビジネスSNS「天際網」のキャリアプラン専門家は、「人気職業は時代の移り変わりに応じて変動するが、性格タイプに良いも悪いもない。市場ニーズがどのようなものであれ、自分にピッタリ合った職業に就くことが最良の選択だ」と指摘した。(編集KM)

 「人民網日本語版」2014年1月20日

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