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米国の心理カウンセラー「仕事嫌いは害が大きい」

 2014年04月23日16:53
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 仕事嫌いは体の健康にも影響する。ある研究によると、働く人の20%―40%が仕事を苦痛に感じているという。米国の有名な心理カウンセラー、アレクサンダー・シェルルフ(音訳)氏は、仕事を嫌うことが健康に与える害についてまとめている。生命時報が米ハフィントン・ポストの報道を伝えた。

 (1)体重を増加させる。研究によると、不愉快な仕事は人間の運動に対する興味を奪い、また好ましい飲食の選択をできなくさせるという。言い換えると、気持ちを落ち込ませる1日の仕事の後では人は披露困憊し、ジョギングなどのトレーニングに行くのではなく、ソファーに座って1パックのアイスクリームを食べたくなるということだ。

 (2)免疫システムの機能を低下させる。もし仕事で挫折し、イライラし抑うつされた状態にある場合、週に30時間しか働かないとしても、人間は極度のイライラと不安、心が疲れた状態に陥るという。研究によると、仕事で受けたこうしたストレスは免疫システムの機能を損ない、鬱病に陥るリスクを拡大する。

 (3)婚姻関係を破壊する。ある研究によると、仕事に楽しさを見出せない人は、性生活にも満足することができず、伴侶の婚姻に対する満足度も低下し、婚姻関係にも多くの問題が生じて、健康水準全体が低下する結果となる。

 (4)睡眠の質を悪化させる。人間の休息時の回復の役割は過小評価できない。仕事を苦痛に感じる人は一般に寝つきが悪く、睡眠の質もよくない。こうした人は夢うつつに起き上がって仕事のあれこれを考えたりする。こうした睡眠が奪われた状態は健康にとって大きな害のあるものだ。睡眠は人間の機能を回復させ、免疫システムの機能を強化するためだ。

 (5)深刻な疾病にかかるリスクを拡大させる。米国の看護士2万人以上を対象にした研究によると、仕事に不満のある看護士は深刻な疾病にかかるリスクがより高いことが明らかになった。ここで言う深刻な疾病とはガンや心臓病、2型糖尿病が含まれる。
このため、もしあなたが仕事に嫌気が差しているのであれば、速やかに行動を起こすべきだ。現在の業務環境を改善する方法を考えるか、別の満足できる仕事を探す方が、座して死を待つよりもよい選択肢である。(編集YH)

 「人民網日本語版」2014年4月23日

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