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中国の祝祭日 世界的な影響力が日に日に増大 (2)

 中国旅行社業協会の郭東傑副会長(携程旅遊副総裁)によると、休暇制度をどのように運用するか、有給休暇にするかどうかは、観光産業だけの問題ではなく、国民のレジャーや幸福感にかかわる問題だ。国務院は観光産業を戦略的基幹産業に確定し、国民観光レジャー綱要をうち出した。これは国民が最低限度の生活から資金や時間にゆとりのある消費段階に入ったこと、物的な満足の追求から精神的な満足の追求へと移ったことを物語る。観光やレジャーを楽しもうとすれば、経済的基盤だけでなく、自由に使える時間、満足のいくレジャー目的地、レジャー製品・サービスの十分な開発、国民を挙げてレジャーが楽しめる環境やレジャーを楽しいものととらえる観念などが必要になる。観光やレジャーは恥ずかしいことではなく、楽しいことだ。経済にマイナス影響を与えるものではなく、新たな生産力になるものだ。環境を最も保護し、最もすばらしい効果を上げ、持続可能な発展の力を最も備え、国民の幸福感を最も促進するものだという。

 ある環境産業の関係者によると、春節、国慶節に、清明節、端午節などの祝祭日は、西洋由来のイベントにばかり熱中してきた一部の人の意識を変えつつある。祝祭日の中味や形式がどんどん新しくなり、中国の特色が発揮されるようになり、相当の文化的効果、社会的効果、経済的効果を上げ、中国独特の祝祭日文化が形作られつつある。

 旅行会社・凱撤旅遊の陳小兵総裁によると、大規模な海外旅行と国内旅行が行われるようになって、中国の今の文化が世界に広まり、国のソフトパワーの向上が促されている。国慶節と春節の連休は世界的な祝祭日となり、幅広く注目されるようになったという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2013年12月12日

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