2014年1月29日  
 

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アベノミクスは高齢者にカンフル剤を打つようなもの

 2014年01月28日13:39
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 アベノミクスの実施前、日本経済は約20年間にわたり低迷していた。その原因はいったいどこにあるだろうか。(文:秦宏・中国国際問題研究所客員研究員。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 経済発展を長期的に成長軌道に乗せられるか否かは、主に次の二つの要素にかかっている。一つ目は生産要素の増加、二つ目は生産効率の向上だ。この面から日本経済の長期低迷の原因を探ると、いくつかの答えが導き出されるようだ。

 日本は天然資源が不足しており、動員できる最も主要な生産要素は、労働力と資金だ。労働力資源から見ると、日本はすでに「超高齢化社会」に突入している。65歳以上の人口が全体の22%を占め、成人用紙おむつの販売量が乳幼児用を上回り、多くの畑は「若い」高齢者が耕し、航空会社のスチュワーデスの多くは経験豊富なベテランで、タクシードライバーもほとんどがシルバーだ。

 高齢化は生産ばかりでなく、消費と投資にも影を落とす。社会の高齢化は需要を縮小させる結果、市場の縮小につながり、企業の投資意欲を低下させる。企業が投資を減らすほど失業率が高まり、人々の消費意欲が弱まる。また高齢者ほど貯蓄率が低下し、社会の高齢化が進むに連れ、日本全体の貯蓄率は1980年以降に低下を始めた。これは社会投資に直接影響を及ぼしている。

 シンガポール初代首相のリー・クアンユー氏は昨年上梓した新書「リー・クアンユー、世界を語る」の中で、日本経済の長期低迷の最大の原因を「人口激減」と指摘し、移民を受け入れない日本の将来を強く悲観視しているとした。

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コメント

最新コメント

ぶっか   2014-01-281.115.80.*
安倍のミクスで株高円安生活食品など値上がりで想定どうりにいったのではないのでしょうか。

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