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経済競争力ランキング、江蘇省が広東省抜きトップに

 2014年03月07日10:43
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 2014年版の「中国省域競争力青書」が6日、北京で発表された。同報告書によると、中国の省別マクロ経済競争力ランキングで、江蘇省が初めて広東省を抜いてトップに立った。中国新聞社が伝えた。

 報告書は、福建師範大学と中国社会科学文献出版社が共同で発表したもの。研究チームは、「経済実力競争力」「経済構造競争力」「経済外向度競争力」の3つを根拠として、2011年から2012年までの中国の31省(直轄市、自治区)のデータを整理・分析した。統計によると、2012年の全国経済総合競争力でトップ10入りした省は順に、江蘇、広東、北京、上海、浙江、山東、天津、遼寧、福建、四川だった。2011年と比べると、広東と江蘇のランキングが入れ替わった。

 江蘇省の経済総合競争力が広東省を超えてトップに立ったことについて、中国社会科学院数量経済・技術経済研究所の李雪松・副所長は、新たなランキング結果は中国の地域経済の変化の傾向を反映したものだと解説している。2012年の欧州債務危機は、中国の対外貿易に予想以上の影響を与えた。沿海地区への影響はとりわけ大きく、広東省のランキングが下がったのはこれによるものと見られる。

 報告書によると、2011年に比べて、経済競争力のポイントが上昇傾向を示した省は21省にのぼり、このうち西蔵(チベット)自治区や甘粛省などはポイントの上昇幅が最大となった。2011年と比べてランキングが上がった省は11省あり、このうち安徽省と吉林省、湖北省のランキングの上昇幅が最大となった。

 「十二五」(第12次5カ年計画、2011-2015年)中期の各省の総合競争力は、それぞれ一定程度の向上と回復を見せているが、地区ごとの経済発展の不均衡は依然として際立っており、最下位の西藏自治区のポイントは27.49ポイントにとどまり、江蘇省の半分に満たなかった。

 地域ごとの経済発展の格差を見ると、「十二五」中期、中国の中西部地区の発展速度は東部を上回っており、地域間の絶対的な格差は依然として大きいものの、相対的な格差はいくらか縮小している。2012年の中国の4大地域経済競争力は、東部が47.22ポイント、中部が36.05ポイント、西部が31.46ポイント、東北部が37.93ポイントで、2011年と比べると、西部と東部、東部と中部とのポイントの差は縮小しており、中国の各地域経済の協調発展は新たな時期に入ったものと考えることができる。(編集MA)

 「人民網日本語版」2014年3月7日

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