2014年3月13日  
 

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東アジアの奇跡、中国復興の啓発に(2)

 2014年03月13日14:10
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 東アジアの奇跡、中国復興の啓発に(1)

 上述した東アジアの5つの経済体は、世界銀行の「成長・発展委員会」の報告書の表題「持続可能な成長、包括的な発展」を実現した。これは持続可能な成長により、先進国との差を詰めることができるからで、包括的な発展は持続的な成長の必要条件である。国内成長の理論が示しているように、成長が全要素生産性の向上への依存、人的資源と無形資産への依存を強めるにつれ、人々の普遍的な素養が中心的な役割を演じるようになる。これは、社会の圧倒的多数の人、特に彼らの次の世代に平等な競争のチャンスを与える必要がある。自らの勤労と知恵で富を築けるようにするのだ。これは農業社会が工業化・情報化の都市社会にモデルチェンジ中の二極化経済構造を持つ国にとって、農業人口を大幅に減らした上で、一定規模を持つ現代農業を発展させることを意味する。同時に農村移転人口の雇用を保証し、住宅を提供し都市にとけ込ませ、市民としての平等な権利を与えることを意味する。しかしこれは発展途上国が、最も手を焼いていることだ。

 それでは東アジアの5つの経済体、特に農業社会から変化した日本、韓国、台湾はなぜ成功したのだろうか?彼らは人々の注目を浴びない、モデルチェンジの成功にとって極めて重要な何かを握ったのだろうか?

 東アジアの一つ目の経験は、対外開放と市場経済体制だ。これは中国が改革開放から進めてきたことであり、中国が30年以上に渡り大きく変化した原因でもある。しかし世界銀行が報告の中でまとめたように、これらの新古典主義的な提案は成長に必要だが、先進国に追い付くには不十分である。なぜなら戦後、市場経済に取り組み世界経済の中に入った開発途上国は多いが、現代化を実現した国はわずかだからだ。

 東アジアの二つ目の経験は、中国が最も成功した内容でもある。中国は1950年代前半に過激な土地改革を進めたが、これは最も徹底的な土地分配改革であった。その後の集約化の紆余曲折を経て、1980年代前半の生産責任制は最も公平な土地分配運動となった。これはその後の豊富な農産物供給、農民の土地からの解放の基礎となった。

 東アジアの三つ目の経験は、効率的で積極的な政府だ。発展主義を主柱とし経済成長を積極的に促し、高い投資率を維持する。次に経済成長に不可欠な公共製品(国家安全、社会の秩序、公共財政・金融政策の安定性)を提供し、経済の大幅な変動を回避した。これは中国の長所、過去の成功であもる。今後必要になるのは、都市化の発展および人々の公民意識の向上に伴い、国家が時代の流れに乗り法治化と民主化を進めることだ。

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