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芸術家の「人体を割く」芸術

 人の体のある部分の皮膚がぱっくりと口を開け、中の血管や骨が見える。これはホラー映画の場面ではなく、芸術家が生み出したボディーペインティング作品だ。英国メディアは10日、米国の芸術家が生み出した、人体の皮膚の下の骨や血管などが見える独特のボディーペインティング作品を紹介した。

 これらの作品は米国・プラットインスティテュートを卒業したダニー・クック(音訳)さんの作品だ。ダニーさんはガールフレンドのハロウィンの仮装にヒントを得て作品を思いついたという。描かれた筋肉や組織は非常にリアルだ。

 ダニーさんは張力のある液体でモデルの体に絵を描くが、モデルが痛みを感じることはない。彼の作品は病的なものではなく、探究心や美観を追求するものだという。作品をPRするため、ダニーさんは自分の手の上にも作品を描き、紫や青い色を使って骨や靭帯を描いている。

 ダニーさんによると、最も得意なのは解剖シリーズの作品だという。2つ目のテーマは海軍陸戦隊を中心とする米国の兵士だとして「軍事をテーマとした作品は兵士へのインタビューから発想した。目的は彼らの見る戦争を描くことだ」とウェブサイトで語っている。

 ダニーさんによると、彼の解剖作品は典型的な姿勢とストーリー性との明暗の対比を結びつけたもので、皮膚の下は一体どうなっているのかを見せるものだ。「中国日報網」が伝えた。(編集YH)

 「人民網日本語版」2013年1月14日

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