2014年2月21日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

Apple新浪騰訊人民微信RSS
人民網日本語版>>科学技術

蘭州軍区、3D地形図の作成に成功

 2014年02月21日14:48
  • 分かち合うへtwitter
  • 分かち合うへyahoo
  • 分かち合うへsina.com
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com

 蘭州軍区の某測量・製図情報センターから得た情報によると、同センターは中国初の3D地形図の作成に成功した。人民日報が伝えた。

 同センターの代表者の王明孝氏が率いる研究チームは、世界先進水準の3D印刷技術を地形図作成に応用し、3D地形図を開発した。専門家は、「この成果は伝統的な立体地形模型が抱える作成期間が長く、効率が低く、精度が低く、持ち運びが不便という問題を解消し、国内の空白を埋めた。特に古い地図を印刷の材料にするという技術は、生産コストを最大限に削減し、世界的にもトップ水準だ」と評価した。

 同センターは2012年8月に3D地形図という概念を提唱し、2013年9月に3D地形図の技術的な問題の研究に着手し、2013年11月20日に一枚目となる3D地形図「蘭州市街地3D地形図」の作成に成功した。3D地形図の開発の成功は、戦場の地形分析、指揮官の戦略決定、部隊の多様化された軍事任務の遂行に対して、正確で信頼性の高いデータを提供した。

 王氏によると、研究チームはこれまでの砂箱の誤差を3ミリから1ミリに縮め、2.6×1.5メートルの軍事用砂箱の作成期間を12時間から6時間に短縮した。A4サイズの3D地形図の精度は1ミリから0.1ミリに縮められ、印刷の時間は24時間から8時間に短縮された。地図の作成範囲も、戦場の地形から戦場の外に拡大された。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年2月21日

関連記事

コメント

最新コメント