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習主席の中南米訪問、中国の映像作品が贈呈品に

人民網日本語版 2014年07月24日14:25

中国の習近平国家主席が中南米訪問を続けている。現地時間19日には、アルゼンチンのブドゥ副大統領(上院議長兼任)は会談後、習主席の名前が入ったアルゼンチンのサッカー代表チームの背番号10のユニフォームを習主席にプレゼントした。習主席もアルゼンチンの友人に贈呈品を返礼した。今回の中南米訪問の贈呈品リストで特徴的なのはDVDセットが入っていること。これらのDVDには、趙宝剛監督の2本の作品「北京青年」と「老有所依」(老いて頼りになるものあり)、滕華濤監督の「失恋33日」などが含まれている。滕華濤監督は21日、自身の作品が国家の贈呈品に選出されていたことは知らず、ニュースで知って喜んだとし、「映画選びの際には、現代の中国を題材とし、若者の生活を反映した作品が対象になったと聞いている」と語った。「北京青年報」が伝えた。

習近平主席は最近、一連の外交活動において、大衆的でイメージの豊かな媒介として映像作品をしばしば取り上げ、親しみやすさと共感のしやすさで高い効果を上げている。例えば昨年3月、タンザニアを公式訪問した際には、中国ドラマ「嫁の素晴らしき時代」が同国で人気を博し、同国の観衆が中国の庶民の喜怒哀楽を知る手段となっていることを講演で取り上げ、「会場ではすぐに熱烈な拍手が沸き起こった」。今月終えたばかりの韓国訪問では、習近平主席の夫人の彭麗媛さんは昌徳宮仁政殿を見学した際、「『宮廷女官チャングムの誓い』はここで撮影したのですか。まるで『宮廷女官チャングムの誓い』のシーンに入ったかのようですね」と語った。また韓国のファーストレディの役目を務める青瓦台の趙允旋・政務首席秘書官が韓国ドラマ「星から来たあなた」の話題を振った際には、彭麗媛さんは娘と一緒に習主席の若い時の写真を見た時、「星から来たあなた」の主人公のド・ミョンヒョンに似ているという話になったと語った。今回の中南米訪問で、「北京青年」「老有所依」「失恋33日」などの現実を題材としたドラマが初めて国家贈呈品となったことは、シルクや陶磁器、絵画などの芸術品を中心とした贈呈品と比べて時代をよりよく反映しているし、外国の友人に中国を知る窓を開くことになる。


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