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慰安婦をテーマにした映画「黎明之眼」が9月18日に公開

人民網日本語版 2014年08月20日17:21

「九一八事変」(満州事変)発生から83年となる9月18日、香港のアクション俳優、呂小龍(ブルース・ロイ)が旗を振り、主演を務める「黎明之眼」が中国で公開される。初めて第二次大戦中の中国人慰安婦を描いた同作品では、在米中国人作家・厳歌苓(ゲリン・ヤン)を文学顧問に起用し、女優の鄭佩佩(チェン・ペイペイ)と娘の原子鏸(マーシャ・マ)が共演。抜群の演技力を誇る俳優・曾江(ケネス・ツァン)も主演を務めている。北京晩報が報じた。

呂監督が旗を振り主演を務めた「地獄究竟有幾層(How Many Levels Are the Hell)」が公開された1994年、「慰安婦」に対する各界の注目が高まった。それから20年、呂監督は再び「慰安婦」をテーマにし、日本政府が謝罪や賠償に応じないことや、被害者が遺恨を抱いたままこの世を去っていることにスポットを当てた。「黎明之眼」では、「慰安婦の家族の心痛」に初めて注目。戦時中に悲惨な目に遭った被害者だけでなく、被害者の子供や孫たちという新しい視点から、「慰安婦」問題がもたらした癒えぬ心の傷を描いている。呂監督は、「被害者を実際に訪問したことがある。被害者の多くが約90歳の高齢で、病気に苦しみ、たいへんな生活を強いられていた。また、日本から謝罪を受けることができない間に、未練を残したまま亡くなってしまった被害者も多い。緊急性を感じ、被害者のために何かをしなければと思った」と語っている。(編集KN)

「人民網日本語版」2014年8月20日

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