来年の春晩の総監督に哈文氏　これで3度目

中国中央テレビ(CCTV)の関係者がこのほど、来年の「春晩」（春節を祝う中国の国民的年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相当）の総監督に、CCTVバラエティチャンネルの哈文・番組部部長が選ばれたことを明らかにした。CCTVの関連の責任者らが28日に行われた会議で決定したという。哈文氏は2012年と13年にも同番組の総監督を務め、これで3度目。CCTVは30日、北京のメディアセンターで記者会見を開催し、正式に公表する。華西都市報が報じた。

CCTVは優秀な人材を多数抱えているにもかかわらず、哈文部長が12年と13年に続き選ばれた理由に関して、同関係者は、▽女性の哈文氏は、地道かつ確実に仕事をこなす▽過去に2度総監督を務めた際、自分の権利を利用して利益を得ようとすることは全くなく、清く立派にやり遂げたため、好評を博した。芸能人にも、メディアにも同じように接し、とても公正▽哈文氏は新しい物を勇気を持って取り入れる。過去2度において、予想だにしなった難題を克服し、オシャレで時代感あふれる春晩にしたため、80年代生まれや90年代生まれの若者の視聴者も見るようになった---を挙げた。（編集KN）

「人民網日本語版」2014年10月30日