2014年11月10日  
 

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「ダブル11」のネットショッピング 本当は節約できるか (2)

人民網日本語版 2014年11月10日13:41

銭さんの説明はこうだ。初期の数年間の独身の日は実店舗よりも安く買えることがはっきりしていた。「オール5割引」などというように割引率が明確で、消費者が独身の日前にカートに詰め込んだ商品は、独身の日になると自動的に半額になった。だが1から2年が経った今、通販業者は「ゲームで遊んでプレゼントをもらおう」といった手段で消費者を惑わすようになった。優遇を受けようとすれば、時間をかけてゲームのルールを理解しなければならず、タイミングよくプレゼントを獲得するために一日中パソコンの前に座っていなければならない。通販業者が独身の日をめぐってうち出す新たなルールは、通販業者がもともともっていた強みを完全に失わせるもので、一種の退化だ、という。

▽環境保護に反することが続いている

金銭や時間の浪費だけではない。独身の日をめぐって、環境保護に反することが引き続いて行われている。

通販の商品は包装がしっかりしていないと流通に乗れない。輸送時の破損を避けるため、ごく小さな商品でも、何重にも包装される。使用されるビニール袋、紙箱、発泡スチロールのケースなどは使い捨てがほとんどで、消費者は中味を取り出すとすぐに捨ててしまう。これは資源の浪費であり、環境汚染にもつながる。

宅配便の包装がもたらす環境問題だけではない。二酸化炭素(CO2)の排出量増加も独身の日がもたらしたものだ。独身の日は物流ラッシュを引き起こし、大量の配送車と配達人が残業して商品を輸送し配達する。業務が一時期に集中するため、交通渋滞が引き起こされるだけでなく、CO2の排出量が増加し、環境に一定の圧力が加えられることになる。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年11月10日


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