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今年の大卒生、過去最多 内定ラッシュは6月か

 今年、中国全土で普通大学を卒業する学生の数は、昨年比19万人増の699万人に達し、新中国成立以来、大学卒業生数の最多記録を更新した。新京報が報じた。

 就職情勢の重要指標である就職内定率を見ると、全体的に昨年に比べ低下傾向が現れている。こうした厳しい就職情勢に対し、一部の政府部門は続々と対応策を打ち出した。また、専門家は卒業生に対し、就職先を選ぶ際に、理性的な判断を心掛けるよう提案している。

 ○学部卒業生の就職内定率、10ポイント以上低下

 国内の大手調査機関マイコス(MyCOS)が発表した2013年大卒生就職状況に関する報告書によると、今年の就職内定率は、大学院修士課程卒業生が昨年比9ポイント減の26%、学部卒業生が同12ポイント減の35%、高等職業学校・高等専科学校卒業生が同13ポイント減の32%だった。

 同報告書は、マイコスと騰訊(テンセント)が共同で、2012年10月29日から2013年4月10日まで調査を実施、単独のIPアドレスを持つ計5万2827人から得られた有効回答をもとに取りまとめた。

 ○内定ラッシュは6月の見込み

 北京市教育委員会の関係者は、「これらの学生は全く就職先が決まっていない訳ではなく、多くがまだ特定の企業に就職先を確定していない状況だ。つまり、ほとんどの学生が、内定に返事をする前にもうちょっと待ってみようと様子見の段階にある。だが、このような状況は長くは続かないだろう。規定によると、6月下旬には、学生は、内定通知を受け取った企業で入社手続きを進める必要がある。よって、6月から、就職率は大幅に上昇するはずだ」と話した。

 北京市の関連部門は、大卒生の就職について、基層での就業、北京以外の地方での就業、中小企業での就業、自主創業など様々なタイプの就業を奨励しており、大学生が自主創業するための「ワンストップ・サービス」プラットフォームや「グリーン・チャンネル(優遇措置)」を構築し、彼らが創業プロセスを進める上で遭遇する困難をスムーズに解決できるよう支援する方針だ。また、就業を希望しているものの、その方向性を見失っている学生を重点的に扶助する。

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