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世界的な利下げの流れ 中国はしばらくは追従せず (2)

 ▽中国が今すぐ利下げに踏み切る可能性は小さい

 世界的な利下げの中、経済が低迷し、インフレ期待が高まりつつある中国も利下げに踏み切るのではないだろうか?

 これについて中国銀行金融研究所の李建軍アナリストは「利下げの条件は整ったように見えるが、最大の問題は、本当に利下げが必要かどうかだ。現在のマネーストックは多く、利下げは根本的な問題解決にならない。もし第2四半期の経済成長が通年の目標である7.5%を下回れば、そのときこそ緩和的な金融政策が必要となる」と語った。

 中央財経大学の郭田勇教授も「世界的な利下げの波が起こる可能性はあるが、中国経済は想定外の低迷を見せているわけではないため、中央銀行は利下げを行う必要がない。将来的な中国の金融政策は、事前調整・微調整を中心とするべきだ。再度利下げが必要かどうかについては、4月の一連のマクロ経済データに注目する必要がある」との見方を示す。

 欧米日の3大経済体が競うように量的緩和政策を実施する中、大量の資本が中国を含む新興国に流入している。過去3カ月、中国金融機関の外貨買取専用資金の増加は9790億元に達し、昨年通年の4946億元を大幅に上回った。国外メディアの推算によると、今年1月と2月に中国に流入したホットマネーは1250億ドルに達し、ホットマネー流入の圧力は増加し続けている。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年5月9日

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