初の開放型ビッグデータ向け検索エンジン、百度が発表

　中国検索最大手・百度は24日に開いた第4回技術開放日イベントで、「ビッグデータエンジン」を正式に発表した。開発者サイト「開放雲」、「データ工場」、コンピュータ技術を利用した人の脳をシミュレートする「百度大脳」を含むビッグデータを開放し、ビッグデータ向け検索エンジンによりビッグデータを保存・分析・発掘する技術能力を提供する。開放型のビッグデータ向け検索エンジンは、これが世界初となる。人民日報海外版が伝えた。

　百度の「ビッグデータエンジン」は段階的に開放の範囲を拡大していく。現在は招待制・無料試用制となっており、政府、非政府組織、製造、医療、金融、小売、教育などの伝統的分野を優先し提携を進めている。（編集YF）

　「人民網日本語版」2014年4月25日