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外交部:中米双方はサイバー空間の国際ルールの制定を推進

華春瑩報道官

 外交部(外務省)の定例記者会見で11日、華春瑩報道官が質問に答えた。

 記者:第5回中米戦略経済対話の開幕式で、バイデン米副大統領は「米国企業を狙ったサイバー機密窃取行為は制止されるべきだ」と述べた。これについて中国側のコメントは。

 華報道官:中米は共に世界に重要な影響力を持つ大国であり、中米関係の健全で安定した発展は中米両国、さらには世界全体にとって重要な意義を持つ。汪洋副総理は第5回戦略経済対話の開幕式で「双方は対話を通じて相違を埋め、溝を管理・コントロールすべきだ。経済問題を政治化したり、特定の問題を拡大したり、中米関係の安定的発展の基礎を一時の事、一つの事で動揺させるべきではない」と表明した。双方共に今回の対話を通じて一段と相互理解を深め、戦略面の相互信頼を強化し、実務協力を促進することを期待している。

 サイバーセキュリティ問題に関して、中国側はすでに繰り返し原則的立場を明確に表明してきた。私も昨日、中米戦略安全保障対話の枠組みで行なわれた初のサイバー作業部会会議の状況について紹介した。サイバーセキュリティは中米双方および国際社会が共通して直面する問題、試練であり、双方は互いに尊重し合い、平等な対話を行なって、サイバーセキュリティを両国の対話と協力の新たな分野とするべきだ。双方共に、対話と協力を通じて互いの了解と相互信頼を強化し、サイバー空間の国際ルールの制定を推進し、サイバー空間の平和、安全、開放性と協力を共同で守る方針を表明した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年7月12日

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