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中米対話の3大特徴

 年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず。習近平・オバマ会談で、相互尊重、協力・ウィンウィンの新型の大国間関係の構築に共に努力することで重要な共通認識にいたってから程なくして、第5回中米戦略経済対話がワシントンで開催される。中米両国政府の新体制発足後初の戦略経済対話であり、これまでの事業を継承し、今後の発展に道を開く重要な意義を持つ。4回の模索と、その前の複数回の中米戦略対話による地ならしを経て、中米戦略経済対話はすでに3つの鮮明な特徴を呈している。(文:王義◆・中国人民大学国際関係学院教授。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 第1に両輪駆動、バランスのとれた発展。中米戦略経済対話は経済と戦略に焦点を合わせ、中米関係の互恵・ウィンウィンと戦略面の相互信頼に寄与するだけでなく、韓国の朴槿恵大統領の指摘した「アジア・パラドックス」(アジア諸国が安全保障上は米国に頼り、経済上は中国に頼る)の解決に向けた直接的な意思疎通のルートも提供している。米国がアジア太平洋リバランス戦略を実施する中、アジア太平洋で中米が良好な相互作用の構造を構築することの重要性が日増しに明らかになっている。

 第2に構想と実務の結合、長期的観点。中米戦略経済対話の使命は中米の新型の大国間関係を形作ることであり、これは構想の一面だ。具体的には、非衝突、非対立、相互尊重、協力・ウィンウィンの精神を中米関係の各方面で貫徹し、思考の革新と実際の行動によって相互信頼を強化し、協力を深化し、溝を適切に処理し、中米関係が今年および将来のさらに長い期間にわたって健全で安定した持続的な発展を遂げるよう促すことだ。したがって、対話は非常に実務的でもある。長期的観点に立つと、中米が良好な働きかけ合いをし、大国間協力の新たなモデルを構築することは時代の要請であり、対話の趣旨でもある。

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