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中国外交部「中国のビザ相互免除国は発展した観光先進国」

 2014年01月29日13:50
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 中国のパスポートでは、ビザ(査証)なしで滞在できる国が少ないという声が多いことに関し、中国外交部(外務省)領事司の黄屏・司長は28日、記者会見で、その価値はビザ相互免除を実施している国の数だけで判断するべきでないとの見方を示した。新華社が報じた。

 黄司長は、「現在、中国は81カ国とビザ相互免除に関する協定を締結している。うち、サンマリノ、セーシェル、モーリシャス、バハマとの協定は、一般パスポートを所持している中国公民にも適用される。これらの国は、貧しい国でも、危険な国でもない。バハマ、サンマリノ、セーシェルの国民一人当たりの国内総生産(GDP)はいずれも中国より上だ。さらに、モーリシャスは有名な観光名所でもある。いずれの国も景色が美しく、観光業の発展した国だ」と指摘。また、「一国のパスポートの価値は、▽そのパスポートを持っていれば容易に出国できるか▽パスポートを所持している人が国外で問題に遭遇した際、すぐに保護やサポートを得られるか---の2つの視野から測ることができる。ビザ相互免除は、ビザの面で便利な措置の1つにすぎない。現在、上記4カ国以外に、6の国や地域が、一定の条件を満たす一般パスポートを所持している中国公民を対象にビザ免除措置を実施しているほか、35の国や地域が、一定の条件を満たす一般パスポートを所持している中国公民を対象に、到着した空港で取得できるアライバルビザを発給している。そのほか、多くの国が中国と、数次査証(マルチビザ)相互発給協定を締結したり、ビザ取得手続きの簡素化、スピード化の措置を実施したりしている」と述べた。

 黄司長はさらに、現在、中国とビザ相互免除協定を締結している国が少ない原因に関して、「中国国民の各国への入国数が増加し始めたのは近年で、中国人が大規模に入国するための準備ができていない国も多い。法律や法規の制定や改正は一夜にしてできることではない」との見方を示した。

 ビザ相互免除国:サンマリノ、セーシェル、モーリシャス、バハマ

 中国人を対象にビザ免除措置を実施している国:サモア、ハイチ、韓国済州(チェジュ)島、北マリアナ諸島(サイパン島)、タークス・カイコス諸島、サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島

 アライバルビザ申請可能国:モルディブ、インドネシア、グルジア、ブルネイ、フィジー、コモロ、パラオ、ミャンマー、東ティモール、バーレーン、ヨルダン、アラブ首長国連邦、ラオス、レバノン、ネパール、スリランカ、タイ、トルクメニスタン、イラン、ベトナム、エジプト、トーゴランド、カーボヴェルデ、ギニアビサウ、ガーナ、コートジボワール、マダガスカル、マラウィ、シエラレオネ、タンザニア、ウガンダ、ガイアナ、セントヘレナ島、ツバル、バヌアツ(編集KN)

 「人民網日本語版」2014年1月29日

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